新年あけましておめでとうございます。今年も当コラムでは映画や映画館にまつわる様々な情報を発信していきたいと思います!
昨年2022年は記録的なヒット作が多く生まれ、コロナ禍以前の水準へと近づきました。2023年もさらなる注目作が目白押しです。今回は今年上半期に公開される映画の中から、弊社イチオシの注目作を一挙ご紹介いたします。
2023年1月~2月の注目作品
1年の幕開けとなる1月は、1月27日公開、東映70周年作品『レジェンド&バタフライ』に注目。木村拓哉さんが映画のPRに訪れた昨年11月の「ぎふ信長まつり」では、なんと46万人のファンが押し寄せ大きな話題に。興行にも期待がかかります。
2月3日には『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が公開。大ヒットアニメ「鬼滅の刃」のテレビシリーズ第3期「刀鍛冶の里編」の放送開始(2023年4月)を前に、第2期「遊郭編」の第10、11話と「刀鍛冶の里編」の第1話を特別劇場上映。22年2020年公開の『無限列車編』が興収400億円超えとなり、日本の映画興収第1位を獲得したことでも大いに話題になった『鬼滅の刃』だけに、特別上映にも注目が集まっています!
他にも『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督がブラッド・ピット、マーゴット・ロビーなど豪華キャストでハリウッドの黄金時代を描く『バビロン』や、マーベル最新作にして『アントマン』シリーズの3作目『アントマン&ワスプ クアントマニア』など、洋画にも注目です!
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
2023年3月の注目作品
3月のファミリー向け映画の大本命といえば、国民的アニメの『ドラえもん』シリーズ。劇場版42作目となる23年作品は空の世界を舞台にした『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』に決定。大河ドラマ「どうする家康」などで知られる人気脚本家の古沢良太が、映画「ドラえもん」の脚本に初挑戦。3月3日公開です。
3月17日には、累計550万部を突破する大人気和風ファンタジー小説を、映画単独初主演となる「Snow Man」の目黒蓮と映画版「東京リベンジャーズ」の今田美桜共演で映画化する『わたしの幸せな結婚』が公開予定。和風シンデレラストーリーとなる本作は、原作のメイン読者層や「Snow Man」ファンなどの10代女子の支持を集めそうです。
3月31日には、あの黒澤明の名作映画『生きる』を原作に、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本によりイギリスでリメイクした作品『生きる LIVING』が公開。本年のアカデミー賞有力候補で、ベルリン国際映画祭でベルリン市政府特別賞受賞を受賞しています。シニア層を中心とした動員が見込めそうな作品です。
まだ公開日は未定ですが、3月には庵野秀明監督の『シン・仮面ライダー』の公開も控えています。22年5月公開のシン・シリーズ『シン・ウルトラマン』は興収45億円の大ヒット。本作も興収・動員ともに大注目となりそうです。
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2023
2023年4~6月の注目作品
4月はGW興行にかかるため、1年の中でも注目作が多数公開されるタイミングです。今年も大ヒットが予感される大作が続々公開されます。4月14日にはGWシーズンの大作としてはおなじみの『名探偵コナン』のシリーズ最新作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』が公開。前作の22年公開『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』はシリーズ最高興収の95億円を記録。人気キャラ・灰原哀にフィーチャーした本作で、興収100億円の壁を超えることができるのか、大注目の一作です!
4月21日には2021年の邦画実写興収ナンバーワンを記録した『東京リベンジャーズ』の続編『東京リベンジャーズ 血のハロウィン編 運命』が公開。こちらは2部作となっており、後編の『東京リベンジャーズ 血のハロウィン編 決戦』は6月30日公開予定です。
4月28日(金)にはミニオンズなどを手掛けるイルミネーションが、日本を代表する任天堂のアクションゲームシリーズを映画化した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が公開予定。ファミリーはもちろん、往年のゲームファンにもおすすめできる作品となりそうです。
5月、6月はシリーズ大作の最新作や、大作が続々と公開される予定です。5月には人気カーアクション『ワイルド・スピード』シリーズの10作目が公開予定。タイトルはまだ未定ですが、今回もハイスピードのアクションが観られること間違いなしです。
初夏予定で『リトル・マーメイド』が公開予定。ディズニー版の人魚姫であるアニメ映画『リトル・マーメイド』を原作に、ミュージカル実写映画として生まれ変わります。ディズニーのプリンセスものの実写化ははずれなしの名作揃いだけに、本作も大ヒットしそうな予感です!
6月30日公開『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、15年ぶりのシリーズ最新作にして、最終作。もちろん主演は第1作目から40年以上にわたってインディ役を演じてきたハリソン・フォード。現在80歳のハリソン・フォードの若すぎるアクションに、手に汗を握ること間違いなしです。23年上半期を締めくくるのにふさわしい作品ではないでしょうか。
(C)和久井健/講談社 (C)2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会
ご覧いただいた通り、定番アニメ最新作や邦画ヒット作の続編など加えて洋画大作の公開も多く、7月には『トップガン マーヴェリック』で世の中を席巻したトムクルーズの最新出演作『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』も公開される予定です。
映画の当たり年ともいえる、盛りだくさんの2023年。ぜひ1本でも多くの映画を観に映画館に足をお運びください!