駅やショッピングモールなどでよく見かける「スタンプラリー」。
最近、映画作品でスタンプラリーが行われる機会が増えています。ドラえもんや仮面ライダー、ポケモンなどの子供・ファミリー向けのコンテンツはもちろん、最近の作品では『アクアマン』や『海獣の子供』、『トイ・ストーリー4』、これから公開予定の映画では実写版『ライオン・キング』でもスタンプラリーが企画されています。
映画でスタンプラリーコラボをするメリット
映画館は、ショッピングモールなど大型施設といっしょになっていることが多いですよね。
映画とスタンプラリーを組み合わせると、モールへの回遊率や施設への滞在時間をアップさせる効果が期待できそうだと思いませんか?
駅に設置して交通機関の乗車促進のプロモーションなどにも使われていますね!
スタンプラリーオリジナルの図案や、ラリーを完走するともらえるオリジナルグッズなど、ラリーに参加する側にも楽しみがあるのもメリットです。
「重ね捺し」スタンプラリーが面白い!
ところで、先ほどスタンプラリーの例として挙げた『アクアマン』(2019年2月公開)ですが、この作品でのスタンプラリーは少し変わったアイデアで実施されていました。
『アクアマン』のスタンプラリーでは、映画館+映画館の併設モール+最寄り駅の3か所でラリーを行っています。場所は 「アクアシティお台場」……“アクア”つながりですね。
スタンプラリーにしてはラリーする箇所が少ない?と疑問に思われるかもしれませんね。このスタンプラリーの面白いところは、『重ね捺しスタンプラリー』だったことです。
※画像引用元(https://www.shachihata.co.jp/stamprally_service/product/overlaid_stamped.html)より
>>シャチハタ株式会社スタンプラリー(サービス詳細)
重ね捺しスタンプラリーは、色分けしたスタンプを順番に押していくことで、イラストが完成するというもの。これは、応募目的でなくても、思わずスタンプしたくなってしまいますね!
この重ね捺しスタンプラリーと映画を組み合わせると面白いのでは……?ということで重ね捺しスランプラリーに映画+シネアドを組み合わせた活用法を考えてみました!
●映画のご当地巡り!聖地巡礼記念品に!
映画の舞台に興味をもった方向けに「ロケ地MAP」が作られることは、さほど珍しくありません。
そこで、映画館を起点に映画に出てきたロケ地を回ってもらう「聖地巡礼」スタンプラリーは、いかがでしょうか?
始点の映画館はどこの地域の映画館でもOK!ロケ地MAP付スタンプラリーのチラシを用意して、あとは地元に来てめぐってもらいましょう!
ご当地色の強い映画+ご当地の名所やゆるキャラ図案などの重ね捺しスタンプがあると、観光気分がより高まるかも?
最後の一押しで映画で印象的だった風景が完成すると、ラリーの達成感もアップすること間違いなしですよね!
●シネコン+ショッピングモールで買い物客GET
ショッピングモール内に入居しているシネコンなら、映画帰りにお買い物をするファミリーも多いはず。
スタンプラリーを映画館とモール内に設置すれば、滞在時間がアップしてラリーしている間の「ついで買い」をしてもらえるかも?
モール内で完結できるので、子供連れでも参加しやすいうえに、最後までまわることで人気キャラの絵が入ったカードも記念品としてもらえるわけですのでお子様にも「全部回れた」という充足感が大きいのではないでしょうか。子ども向け映画と組み合わせるとよさそうです!
●映画の内容に関連なくてもOK?
映画に関係ないとスタンプラリーができない?……そんなことはないと思います!
たとえば、自動車ディーラーで、映画館で1スタンプ、実際にお店に来てもらって1スタンプ、試乗をしてもらって1スタンプで新作車種のポストカードが完成!
その場で記念品もプレゼント!というアイデアはいかがでしょう? 最後のワンスタンプで絵が完成して、試乗した車の外観デザインや車種を広告するイラストカードが完成! 映画館を訪れるのは周辺地域の住民が多いので、カーディーラーなど地域密着型の業種のPRにはぴったりです。
アイデア次第で、いろいろなことができそうですよね!
アイデア次第でシネアドと相乗効果ができるかも?
今回は映画とスタンプラリーのアイデアについてお話しました!
地元のPRをしたい、ファミリーへのアピールをしたい、併設モールの回遊率をあげたいなど、様々な用途に使えるアイデアです。
もちろん、シネアドでスタンプラリーの宣伝をするのもアリですよ!